上白石萌音のおすすめ出演ドラマ・映画10選

『恋はつづくよどこまでも』の好演で抜群の知名度を得た上白石萌音さん。突然現れた女優さんと思われがちですが、実は数々の映画やドラマに出演しています。

妹は同じく女優活動をしている上白石萌歌さん。二人でインスタライブを配信し、見事にハモった歌声を披露して話題になりましたね。

上白石萌音さんは女優の活動だけでなく、声優や歌手の活動もしています。

『君の名は。』の主人公・三葉の声優と、挿入歌を歌ったことで、上白石萌音さんを知った人も多いのではないでしょうか。

今回は女優の活動を中心に上白石萌音さんの活躍を紹介しましょう。

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上白石萌音のプロフィール

鹿児島出身で妹がグランプリを受賞した第7回東宝「シンデレラ」オーディションで、審査員特別賞を受賞したことをきっかけに芸能界に入りました。
高校に進学するまでは、鹿児島と東京を行き来し、現在は上京して妹と同居しています。

小さなころから歌ったり踊ったりするのが好きだったということなので、現在の職業は天職ともいえますね。
またバイリンガルでもあり、英語検定2級、スペイン語検定6級の資格を持っています。

上白石萌音のおすすめドラマ5選

ふんわりとしたお顔立ちということもあり、やさしいほんわかとした役が多い上白石萌音さん。
しかし年齢を重ねるごとに、さまざまな役にもチャレンジしています。

きりっと凛々しい顔が見られたり、恋する女性のまっすぐな気持ちを表現したり、その役にすっとおさまってしまう自然さがあります。
どこにでもいそうな雰囲気を出しつつも、ポイントではっと印象に残る演技をするのがすごいですね。

さまざまな顔を見せてくれる上白石萌音さんの出演ドラマを紹介します。

1.ホクサイと飯さえあれば

上京して北千住で一人暮らしをしている、大学生のブンこと山田文子（上白石萌音）は、ぬいぐるみのホクサイだけが話し相手。

食への情熱にはすざましいものがあり、「ホクサイ」と「美味しいご飯」さえあれば平気だと、毎日ぼっち飯をエンジョイしている。

さまざまな人との出会いや経験を通して、毎日アイディア満載の料理を作っている。
ビンボーだけどおいしそうなごはんが満載の飯テロドラマ。

とにかくブンの作るごはんがおいしそうなんですよね。

ビンボーだからあまり高価な食材を使わずに、アイディアでご馳走にしてしまうのが、好感度高いです。

ぬいぐるみが喋るという妄想も、一緒にごはんを食べて幸せそうなブンの表情を見てると、違和感がないんですよね。

ホクサイの声をしている梶裕貴さんのイケボにも癒されますよ。

2.陸王

創業100年以上の足袋業者・こはぜ屋を継いだ社長・宮沢（役所広司）は倒産の危機に直面していた。
会社を救うため、新たにランニングシューズの開発に乗り出すことを決定する。

【陸王】と名づけられたランニングシューズを売り出すには、実際に履いて結果を出してくれる人物が必要なのだが…。

【陸王】を世の中に広めることができ、こはぜ屋は倒産せずに済むのか？

上白石萌音さんは社長・宮沢の娘・茜役です。
兄は跡取り息子となる大地（山崎賢人）なのですが、茜が小馬鹿にして接することがあります。

でもそれは愛情の裏返しで、本当は家族を大事に思っている様子が映像から伝わってきます。
しっかり者の役なのですが、上白石萌音さんのイメージとピッタリですね。

3.大河ドラマ 西郷どん

明治維新を成し遂げた、西郷隆盛の一生を描く。
薩摩（鹿児島）の貧しい下級武士の家に育った西郷隆盛（鈴木亮平）は、困った人を放っておくことができない性格。

さまざまな出会いや反目にあいながらも、革命家に覚醒していく。
誰からも愛され、故郷を愛した彼を、薩摩の人は親しみをこめて【西郷どん（せごどん）】と呼ぶようになった…。

上白石萌音さんは隆盛の弟・西郷従道（錦戸亮）の妻、清役です。

清は西南戦争後に、賊軍の将の妻となった糸や隆盛の子・寅太郎たちを支援し続けた人物です。

上白石萌音さんは鹿児島出身なので、西郷隆盛のドラマに出演できるのをとても感慨深く思ったそうです。
上白石萌音さんから繰り出される、自然な鹿児島弁にも注目ですよ。

4.記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜

定年間際の刑事・鬼塚一路（北大路欣也）は人並外れた土地勘の持ち主で、昭和と平成の2つの時代の街並みを自在に思い出すことができる。
捜査中の格闘で脊椎損傷し車いす生活となった鬼塚は、部下の咲（上白石萌音）と刑事官の啓太郎（風間俊介）と共に、完璧な街並みの記憶を元に事件を解決していく。

上白石萌音さんの演じる咲は猪突猛進で、刑事志望のためさまざまな事件の捜査をやりたがる、積極的なところがあります。
かわいらしい役の多かった上白石萌音さんが、スーツを着てビシッと決めていると、新人ながらも前向きな刑事になりきっています。

ふんわりとした雰囲気は封印して、何事もアクティブに活躍する上白石萌音さんを見ることができるドラマです。

5.恋はつづくよどこまでも

5年前、道端で倒れた女性を手際よく介抱した男性に再度会いたいと思った七瀬（上白石萌音）は、その人物が医師であるとわかり、勤める病院を突き止める。

七瀬は猛勉強をして看護師となり、その病院に就職をする。

あこがれの医師・天堂（佐藤健）は病院ではドSで周囲からも恐れられる存在。

それでも天堂のことがあきらめきれない七瀬はあの手この手でアプローチを続けるのだが…。

上白石萌音さんの知名度を一気にあげたこの作品。
天堂の甘い表情とセリフにメロメロになった人も多いと思いますが、それと同時にどんなに冷たくされても愛を伝えつづける七瀬を応援したくなった人も多かったはずです。

ラブシーンにきゅんきゅんするのはもちろんですが、仕事に使命感をもって頑張る医師や看護師の姿にも勇気をもらえる作品です。

上白石萌音のおすすめ映画5選

ドラマに比べて映画の出演は少ないのですが、出演している作品は主役、もしくは主役級のものが多いです。
それだけ周りをひきつける魅力があるということでしょう。

素の上白石萌音さんは、明るくて凛としているイメージなのですが、映画ではその印象を覆すような役柄に挑戦しています。
役柄とはいえ、違う一面を見ているようで、驚かされてしまいます。

上白石萌音さんが演技のふり幅を見せてくれる映画作品を紹介しましょう。

1.舞妓はレディ

舞妓に憧れて突然京都の置屋におしかけてきた春子（上白石萌音）。
しかし彼女には津軽弁と鹿児島弁の強い訛りがあり、いったんは断られてしまう。

そこへ言語学者・京野（長谷川博己）が「半年で彼女の訛りを直して舞妓にしてみせる」と友達と賭けをすることに。
春子は無事に花街で舞妓さんになることができるのか？

この作品を撮影していた当時、上白石萌音さんは15歳。
演技力と歌唱力にとにかく度肝を抜かれます。

作品は和の世界なのにミュージカル調なので、違和感を感じるはずなのに、上白石萌音さんの歌声や踊りに引き込まれてしまうんですよね。
上白石萌音さんにとっては、映画初主演作品なのですが、それを感じさせない堂々とした演技がとてもすばらしいですよ。

2.ちはやふる

千早（広瀬すず）、太一（野村周平）、新（新田真剣佑）は幼いころかるたで遊びあっていた仲。
中学では疎遠になったものの、千早と太一は高校で再会する。

幼いころに教わったかるたの魅力に取りつかれた千早は、太一を巻き込んでかるた部を作るのだが…。
そしてかるたを続けていれば会えると信じている新には会うことはできるのか？

上白石萌音さんは呉服屋の娘で、かるた部に入部する大江奏を演じています。
かるたの句の意味を部員に説明する姿は、本当に日本語を愛しているんだな、というのが伝わります。

一転、かるたの大会となると激しく札を取り合うことになるので、アクティブな動きを求められます。
おっとりした奏が試合では徐々に息が上がるほどの激しい戦いを見せるのが見どころですよ。

3.羊と鋼の森

高校生の外村直樹（山崎賢人）は学校のピアノの調律に訪れた板鳥宗一郎（三浦友和）に出会い、調律師の資格を得て板鳥のいる楽器店に就職する。
先輩の補佐をしながら、さまざまな人と出会っていく直樹。

その中でもピアニストの佐倉和音（上白石萌音）、由二（上白石萌歌）姉妹が楽しそうにピアノを弾く姿に惹かれていく。

しかしあるコンテストの最中、由二がピアノが弾けなくなるトラブルが発生し…。

原作本では佐倉姉妹は双子という設定でしたが、実写化では姉妹という設定になり、実際の姉妹でもある上白石姉妹が共演しました。
普段から仲が良いとのことなので、息もぴったりの演技だったと思います。

調律師というあまりなじみのない世界でありならが、若者ならではの悩みであったり、人と関わることで受ける感情などを、とても丁寧に描いている作品です。
音楽にそこまで詳しくない人でも楽しめると思います。

4.L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。

高校生の西森葵（上白石萌音）は、久我山柊聖（杉野遥亮）と一緒に住むことになり、最初は反発していたものの、彼のことを好きになっていく。

そして付き合うことになった二人は周りに内緒で甘い同棲生活を送っている。

ところが、突然アメリカから柊聖のいとこの玲苑（横浜流星）がやってきて、同居がバレてしまう。

玲苑も同居することになり、葵のまっすぐなところに玲苑も惹かれていくのだが…。

イケメンと同居するというだけでもうらやましい設定なのですが、さらにイケメン2人の取り合いになってしまうという、なんとも憧れてしまう設定です。
でもまっすぐな葵の性格に2人が惹かれていくのはわかるような気がしますね。

こんなにモテモテな上白石萌音さんはあまりイメージになかったのですが、『恋はつづくよどこまでも』で大人気になることを考えると、上白石萌音さんが持っている素の部分からにじみ出るものかもしれません。
とにかく最初から最後までキュンキュンしっぱなしですよ。

5.スタートアップ・ガールズ

自由奔放なで天才的な大学生起業家・光（上白石萌音）は光の事業をサポートしているミズキ（山本耕史）から、安定志向をもつ大企業OL・希（山崎紘菜）を紹介される。
見た目も性格も正反対な二人に、ミズキは「小児医療遠隔操作で診察をする新プロジェクトのビジネスパートナー」となることを提案する。

自由すぎる光に振り回される希は、仕事にも行き詰っていき…。
相反する二人から最高の新時代を作り出していくことができるのか？

とにかくこの作品で目がいくのが、上白石萌音さんの見た目でしょう。
ロングの黒髪のイメージがありますが、なんと一部をピンクに染めるというパンクっぷり。

ビジュアルにも妥協はしない、ということでしょう。
自由奔放という設定にも、今までにない新鮮さを感じることができましたよ。

上白石萌音の出演ドラマ・映画｜まとめ

10代は妹役、娘役など、脇役のイメージがありました。
しかし最近は社会でバリバリ働く役など、学生の役も減ってきた印象です。

そしてなにより『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』や『恋はつづくよどこまでも』で相手を夢中にさせてしまう、まっすぐな女性が定着してきました。
これからは恋愛ドラマには欠かせない女優さんになりそうですね。

明るくコロコロと笑う姿が印象的な上白石萌音さんですが、演技では激しく感情をぶつけることもあります。
メイクや衣装によっては大人の艶っぽさも感じるようになってきたので、さらに演じることができる役が増えると思われます。

これからどんな役を演じるのか、楽しみにしたいです。

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